手に汗握るスーパーボウル
2009-02-03


 閑居の楽しみの一つが、スーパーボウルだ。 放送は午前8時に始まって、 正午ちょっと過ぎまでかかる。 ナイス・ゲームになった。 ピッツバーグ・ スティーラーズ(AFC)対アリゾナ・カージナルス(NFC)、20−7で迎え た第4クォーター、カージナルスが反撃に出る。 QBワーナー(37)からWR フィッツジェラルドへのパスが連続して決まり始め、20−16まで迫る。 残 り2分53秒にはフィッツジェラルドが64ヤードを駆け抜けてTDを決め、 20−23とついに逆転に成功した。

 スティーラーズの攻撃となり、残り1分56秒と1分2秒に連続してQBロ スリスバーガー(26)からWRホームズへのパスが通り、フィールドゴール・ レンジに入る。 残り49秒、ゴール内左隅のホームズへのパスが不成功にな ったのに続き、残り35秒、今度はロスリスバーガーから右隅のホームズへの パス。 ボールを確保していたか、両足を着いていたか、ビデオを見るブース・ レビューとなる。 ヘッドコーチのマイク・トムリン(36)とロスリスバーガ ーが手をつないで祈る中、タッチダウンが認められ26−23、トライ・フォ ー・ポイントも決まって27−23。

 29秒を残して、自陣23ヤードからのカージナルスの攻撃となる。 フィッ ツジェラルドへのパスが成功、2回のタイムアウトを使いつつ前進。 しかし ディフェンスのスティーラーズが“鉄のカーテン”の本領を発揮、残り5秒で ファンブルを誘い、3年ぶり6回目(史上最多)のスーパーボウル優勝を飾っ た。 MVPはWRサントニオ・ホームズだった。

 終わってみれば、前半終了直前、スティーラーズは自陣ゴール前2ヤードか らの相手の攻撃をインターセプトしたLBハリソンが100ヤードを駆け抜けて タッチダウンしたのが、大きかった。

[スポーツ]

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