馬吉の「鮑熨斗」
2009-05-31


 29日は、第491回落語研究会。 あと9回、今年度中の来年3月1日の会 が、第500回になる勘定だ。 近く1,000回というのも、ほかにあるようだけ れど…。 閑人とはいえ、よくも永い年月、三宅坂に通ってきたものだと思う。

 「鮑熨斗」      金原亭 馬吉

 「蛇含草」      三遊亭 歌武蔵

 「藁人形」      桂 歌丸

       仲入

 「宮戸川」      柳家 小満ん

 「品川心中」(上)   古今亭 志ん輔

金原亭馬吉、馬生の弟子なのに「うまきち」と読むのだそうだ。 11代目馬 生のところに平成12年に入門、15年に二ッ目になって駒介から馬吉へ。 志 ん朝の兄貴、あの馬生は10代目、昭和57(1982)年に54歳で亡くなってい る。 ついこないだのようだが、もう、そんなに経つのか…。

馬吉は前座らしく、余計なマクラなど振らずに、いきなり噺に入った。 髪 の毛が多い感じだが、暑苦しくなく、きちんとしている。 落語研究会の圧力 は、ものすごいものがあるようで、「鮑熨斗」の甚兵衛さんが魚屋へ行くあたり で、もう大汗になった。

[落語]

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